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![]() | ■ カナディアンカヌー S=1/10
・材料一覧
モールド(カヌー船体を造る型)
ハル(船体) |
1.前準備 図面を起こす |
2.材 料 |
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データ表からラインのポイントを拾い、CADでS=1/10 |
作 業 台 ヒノキ・・・・10o×10o |
3.フォームの作製 |
4.モールドの作成 |
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フォームは1〜7番と2枚のステムフォームから出来ている
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モールドとは、カヌー船体を造る型枠のことで、ストロング |
5.ストリップボードの準備 |
6.ストリップボードを貼る |
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ストリップボードとは、カヌー本体(ハル)となる材料の事 ヒノキに加え、厚さ5oのアガチスを2o厚になるように テーブルソーで裂いて2o×5oのストリップボードを作る
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初めにフォームのセンター沿ってエッジ加工していないスト リップボード(ヒノキ)を1本取り付ける 通常はフォームにタッカーを使ってボードを固定していくの だが、ミニチュアサイズなので、虫ピンで代用して固定する 通常はエポキシ系の接着剤を使うのだが、木工ボンドを使用 |
7.エッジ面の角度調整 |
8.底板を張る |
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ボードの2本目からは、フォームに沿って接地面の角度が 微妙に変わってくるので、1本目のボードと接地面が合う ように、カンナでエッジ面を削り調整してから貼っていく エッジ面の調整が終わったら、ボードは無理に曲げると折 れてしまうので、材料を30分ぐらい水に浸して、木が柔 らかくなったら、曲げ癖を付けて貼り進めて行く |
作業工程が分かりやすいように、ストリップボードを、 ヒノキとアガチスを交互に貼り、作業を進める 底板を貼り終えたら、フットボールラインをフォームから 写し取りるフットボールラインはボードをスムーズに張っ ていくための底部と側部の切り替えのラインだ |
9.フットボールライン |
10.側板を貼る |
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フットボールラインに沿って底板をカットし、側板を張り 始める 底板から側板の切り替えは、更にカーブがきつくなるので 虫ピンとクリップで固定して、左右交互に貼り進める 1日の作業の終わりは、左右が同数のストリップボードと なるようにする これは製作中に基準となるモールドが歪まないためだ |
船体中心のシアーラインを通過するポイントまで、側板を 交互に貼り進める カナディアンカヌーの特徴である船首船尾の反り返り部分 は、全長の長さのボードを貼る必要は無いので、シアーラ インを通過するポイントをカバー出来る長さで貼れば良い |
11.側板を全て貼り終えた |
12.シアーライン |
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ストリップボードを全て貼り終えたところ 次はフットボールラインの時と同じように、各フォームから シアーラ インのポイント拾い、側板にラインを写し取る |
シアーラインに沿って側板をカットしたところ カナディアンカヌー船体が出来上がった |
13.サンディング 外側 |
14.サンディング 内側 |
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今まで仮留めしていた虫ピンを全て抜き、サンダー、 紙ヤスリを使って外側をサンディングしていく |
外側のサンディングが終わったら、ストロングバックと フォームを外し、内側のサンディングを行う |
15.船体のパーツ作り |
16.防舷材、デッキ、シート、スオート |
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余った材料で仕上げのパーツを作製する |
防舷材は、ヒノキにオイルステインで着色 前後のデッキは、アガチスを使い、前側にはロープフック を取り付ける シートは、ヒノキを組みオイルステインで着色しメッシュ を貼る スオートは、アガチスを使用 |
17.パドルとカヌー台の作製 |
18.船体パーツの組み立て |
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更に余った材料と端材を使って、パドルとカヌー台を作製 パドルはヒノキ、パドック、コクタンを貼り合わせて、 モザイク・ウッド仕様にする |
カヌー本体に防舷材、デッキ、シート、スオートを取付ける 実際のカナディアンカヌーは船体表面をガラスクロスとポリ エステル樹脂でFRP加工をするのだがミニチュア模型なので ポリウレタンニス(クリア)を塗装して仕上げる |
19.カナディアンカヌー S=1/10 |
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これで、カナディアンカヌー制作工程が終わりました 「OUTDOOR 1/10 の世界」 第1弾の完成です 続いて 第2弾 第3弾を予定しています |